会長からのメッセージ

川崎市看護協会会長

公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田 彰恵

市民生活のすぐそばにある看護職能団体として

新年、あけましておめでとうございます。
長い間翻弄されたCOVID-19感染症への対応が変化した今日も、看護の現場では、感染対策に留意して、日々の業務を遂行しておられることと思います。ご尽力に感謝申し上げます。
昨年10月に新たな「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」が告示されました。制定以来約30年ぶりです。看護人材の確保と定着の課題は延々と続いています。近年では人材採用に係る費用の増大という要素を帯びてさらに深刻化しています。
看護職が社会に必要な職種であるということは、どなたにもご理解いただけることと思いますが、一方で、看護職の社会的な地位は、その重要性に見合ったものとは言えないのが現実です。看護職が社会から大切にされる存在であるために、看護の仕事を理解してもらうことが必要です。
川崎市看護協会は、市レベルの地域に身近な看護職能団体であることを強みに、市内看護関係団体や医療関係団体との連携を基盤として、さらに、市民や異分野業界と「つなぐ機能」を発揮していきたいと考えています。
看護職が輝き市民の健康と安心が守られる「看護のまち かわさき」を目指して、今年も川崎市看護協会は頑張ります。会員となっている皆様に対する誠意として、また、会員の中でも委員会活動にご協力くださっている委員、理事の方々のご尽力に応えるため、会長として職務を果たせるよう努めてまいります。
引き続き、協会の活動へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆様の今年1年のご健康とご多幸をお祈りいたします。

公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田彰恵


「なぜ、川崎市に看護協会があるの?」に応えて~設立経過の概要~

 昭和の終わりから平成の初めにかけて、神奈川県看護協会川崎支部が川崎市の深刻な看護職不足の改善と看護の質の向上、市民の健康問題に対応した取組を進めるため、看護職の現任教育の場や看護活動の拠点が欲しい、という要望を川崎市に対して行いました。これを、市が受けとめ、支部に「ナーシングセンター構想」検討を委託。平成3年3月に検討の結果を市長に答申し、平成5年9月に「川崎市ナーシングセンター」が開設されるに至りました。

 当時、県協会川崎支部は、平成4年2月から支部事務所を構え、ナーシングセンター開設後はその管理運営を担いながら、平成7年8月にかわさき訪問看護ステーションを立ち上げるなど、非常に活発に活動していました。その後、さらなる取組充実のため法人格取得の案が持ち上がり、臨時総会に諮った結果、会員の総意として法人化取得を進めることとなりました。神奈川県看護協会からのご支援をいただき日本看護協会のご理解も得ることができたとの記録があります。県協会から分離独立したと捉えられがちですが、記録資料から、発足当時、川崎市看護協会は県看護協会川崎支部としての両面を持った一体的な団体との認識がうかがわれ、法人格取得は事業拡大の必要からだったようです。

 このことに携わった先輩方の情熱と努力たるや、相当のものであったと感じます。

 ホームページ内の「看護協会の歩み」をご参照ください。