会長からのメッセージ

川崎市看護協会会長

公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田 彰恵

ご挨拶

日頃から、当協会の取組にご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。

川崎市看護協会は、この間、市内看護関係団体、医療・福祉ほか関係団体との密なつながりが強みである「身近な看護協会」ならではのあり方を模索し、協会役員、各委員会委員、事務局職員とともに、新たな事への挑戦をしながら、取組を進めてまいりました。例えば、看護職のプロボノ推進、看護人材確保と定着をテーマとしたイベントの市内病院での開催、川崎市災害時看護支援ボランティアナースによる啓発活動の活性化、医工看連携による労働環境改善等、全ての委員会において活動の充実が図られています。

委員会の皆さんは、市内看護全体の向上を目指して、看護の仲間のために知恵を絞り、時間を割いて企画運営にあたってくださっており、心からの敬意と感謝を表します。

このホームページをご覧の看護職の皆様に、最近の協会の取組状況に関心をお持ちいただきたく、協会ニュースのバックナンバーをご覧ください。
https://www.kawa-kango.jp/magazine/category/association-news/
看護の仲間である協会会員の頑張りに共感していただき、是非、当協会の会員になっていただけたら幸甚です。

引き続き、当協会の活動へのご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田彰恵


「なぜ、川崎市に看護協会があるの?」に応えて~設立経過の概要~

 昭和の終わりから平成の初めにかけて、神奈川県看護協会川崎支部が川崎市の深刻な看護職不足の改善と看護の質の向上、市民の健康問題に対応した取組を進めるため、看護職の現任教育の場や看護活動の拠点が欲しい、という要望を川崎市に対して行いました。これを、市が受けとめ、支部に「ナーシングセンター構想」検討を委託。平成3年3月に検討の結果を市長に答申し、平成5年9月に「川崎市ナーシングセンター」が開設されるに至りました。

 当時、県協会川崎支部は、平成4年2月から支部事務所を構え、ナーシングセンター開設後はその管理運営を担いながら、平成7年8月にかわさき訪問看護ステーションを立ち上げるなど、非常に活発に活動していました。その後、さらなる取組充実のため法人格取得の案が持ち上がり、臨時総会に諮った結果、会員の総意として法人化取得を進めることとなりました。神奈川県看護協会からのご支援をいただき日本看護協会のご理解も得ることができたとの記録があります。県協会から分離独立したと捉えられがちですが、記録資料から、発足当時、川崎市看護協会は県看護協会川崎支部としての両面を持った一体的な団体との認識がうかがわれ、法人格取得は事業拡大の必要からだったようです。

 このことに携わった先輩方の情熱と努力たるや、相当のものであったと感じます。

 ホームページ内の「看護協会の歩み」をご参照ください。