会長からのメッセージ

川崎市看護協会会長

公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田 彰恵

市民生活のすぐそばにある看護職能団体として

 長期間にわたる新型コロナウイルス感染症の影響の中、日々、様々な現場で人々の健康と安心を護る看護を実践されている皆様に、敬意を表し心から感謝を申し上げます。

 川崎市看護協会は全国で唯一の市町村レベルの看護協会です。市内看護職と市民に身近な看護協会としての強みを活かすため、3つの方針の一つに「本協会と関わる人や団体とのつながりを大切にし、地域において看護の力を発揮する可能性を探求します。」を掲げています。委員会活動の中でもこの方針を踏まえた取組を進めています。

 労働環境改善推進委員会では、川崎市が誇る研究施設「ナノ医療イノベーションセンター」と連携し、理工学技術で医療施設や在宅の看護に役に立つ道具を開発しようと、研究者とのコミュニケーションを図っています。

 地域連携推進委員会が「ふじみ野市訪問診療医射殺事件」を共通課題としてとらえて夏に実施した多職種連携交流会は、会場とWEBを併せて112名(9職種)が参加されました。市内の関係職種が手を繋ぎ、困難な事例への対応について向き合っていこうというメッセージを発信しました。

 業務委員会は、市内で活動されている市民リーダーから地域の状況を学び、当協会ができることは何か、調査検討中です。

 その他の委員会においても、それぞれ確実に前進しています。お忙しい業務の中ご協力いただいている各委員に感謝申し上げるとともに、そのことを皆様にも知っていただきたいと思います。

 当協会活動の充実は川崎市内の看護職の連帯の証です。これからも、委員会活動の充実、行政への要望、関係団体との調整など、看護職と市民のために取り組んでまいりますので、まずは、当協会の動向について関心を持っていただきたく存じます。

 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

公益社団法人川崎市看護協会
会長 堀田彰恵



「なぜ、川崎市に看護協会があるの?」に応えて~設立経過の概要~

 昭和の終わりから平成の初めにかけて、神奈川県看護協会川崎支部が川崎市の深刻な看護職不足の改善と看護の質の向上、市民の健康問題に対応した取組を進めるため、看護職の現任教育の場や看護活動の拠点が欲しい、という要望を川崎市に対して行いました。これを、市が受けとめ、支部に「ナーシングセンター構想」検討を委託。平成3年3月に検討の結果を市長に答申し、平成5年9月に「川崎市ナーシングセンター」が開設されるに至りました。

 当時、県協会川崎支部は、平成4年2月から支部事務所を構え、ナーシングセンター開設後はその管理運営を担いながら、平成7年8月にかわさき訪問看護ステーションを立ち上げるなど、非常に活発に活動していました。その後、さらなる取組充実のため法人格取得の案が持ち上がり、臨時総会に諮った結果、会員の総意として法人化取得を進めることとなりました。神奈川県看護協会からのご支援をいただき日本看護協会のご理解も得ることができたとの記録があります。県協会から分離独立したと捉えられがちですが、記録資料から、発足当時、川崎市看護協会は県看護協会川崎支部としての両面を持った一体的な団体との認識がうかがわれ、法人格取得は事業拡大の必要からだったようです。

 このことに携わった先輩方の情熱と努力たるや、相当のものであったと感じます。

 ホームページ内の「看護協会の歩み」をご参照ください。